一 コスモスゆれる道ばたに 腰をおろして
沈む夕日を一人 見送ってます
明日も晴れるといいよね 赤とんぼの影
闇に包まれ いつか 見えなくなった
ぼくも急ごう 家路を
夕飯が待っている
きっと今日はハンバーグ
ぼくがリクエストしたからね
あいつとけんかしたわけも 忘れてしまうほど
おだやかな秋のたそがれ 過ぎて行きます
二 照りつける太陽の下 遊んだ夏の日
水しぶきの向こうに みんなの笑顔
今はだれもいない浜辺 一人歩けば
波がなつかしそうに ぼくに打ち寄せる
海が静かになって
山が鮮やかになる
次はこちらの番だと
ぼくらの目をくぎ付けにする
ほこらし気に色づいてく 山に負けぬよう
けんめいに生きていこうと思う秋の日
作詞・作曲 山下俊子
秋 の 日