一、故郷(ふるさと)の小径(こみち)を行(ゆ)けば 

  野(の)辺(べ)には花が 谷にはせせらぎが

  花の色 水の音(おと) はるかな昔(むかし)がしのばれる

  ああ 今も尚(なお) 今も尚

  麗(うるわ)しの故郷(ふるさと)よ
 


二、故郷(ふるさと)の小径(こみち)を行(ゆ)けば

  風はそよぎて 白砂(しらすな)に蒼(あお)い海 

  潮(しお)の色 波の音(おと) 時は巡(めぐ)りて懐(なつ)かしく

  ああ 今も尚(なお) 今も尚

  よみがえる故郷(ふるさと)よ
 

三、故郷(ふるさと)の小径(こみち)を行(ゆ)けば

  空は晴れて 彼方(かなた)には白い峰(みね)

  山の色 風の音(おと) 全(すべ)ては昔と変わらず

  ああ 今も尚(なお) 今も尚 

  永久(とわ)に咲(さ)く故郷(ふるさと)よ
故郷の小径
ふるさと   こみち
作詞・作曲 玉井 剛
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